冬は展示がないので、目先の収入がないという大変困った時期です(笑)。ただおかげさまでちょこちょこお仕事も頂いていますし、なんとか春まで食いつないでいけそうです。
でも冬のいいところもあります。展示が差し迫っていないので、いろいろな絵を試せることです。僕の絵を何年かご覧になっている方はおわかりかと思いますが、だいたい僕の絵は何種類かのパターンがあります。それらはいろいろ試してみて「これはいけるし、自分らしい」と思って残った絵が基本です。そういういろんな試作ができるのが、冬のいいところです。目先の展示のことを考えなくていいですから。そして、「これは行けそうだ」と思ったものを少しバリエーションを変えてみたり大きさを変えてみたりして色んな絵にしていきます。(もちろんシーズン中に新しいパターンが生まれることもあります。)
つまり冬は貯金は減りますが、あれこれ思いついたことをやっておくことで、展示シーズンに向けての「描き方の貯金」ができるわけです。
うまいこと言いました。今僕ちょっとドヤ顔してます。
ただ、難点が1つありまして。
冬に描くので、おのずと雪の絵が多くなることです。「ふたりの愛ランド」(石川優子&チャゲ」って言う曲を覚えていますか? 知っている人はまちがいなく昭和40年代かそれより上の世代だと思いますが、「♪なつなつなつなつ ここなーつ」という、真夏の海岸の歌なんですけど、あれを作曲したチャゲさんは、真冬にストーブをガンガン焚いて部屋の気温を真夏のように高くして作ったそうです。というのを子供の頃「ベストテン」で言っていたのを今でも覚えています。何でそんなことを覚えているんでしょうね(笑)。
僕も暖房費に糸目をつけずに真夏の絵を描くべきでしょうか。
ではまた明日(たぶん)
とってもステキな絵ですね!
大好きな感じです。
よかったです!
やっぱり冬は雪ですよね(笑)