常識を疑え!

ここ数年の、いや10年くらいのビジネス書の常套句といえば「イノベーション」ですね。でもイノベーションというのは、今までにないアイデアを実践することです。つまり常識ではない発想をして、行動に結びつけて結果を出すことです。つまり、そんな簡単にできることではありません。

よくビジネス雑誌やビジネス書籍では「常識を疑え!」なんて見出しが多用されがちですが、そういうメディア自身がそれをできなくて部数を減らしているのですから「常識を疑う」ことがいかに難しいか、よくわかります。

でもね。僕は身近なところに、その実例を見つけてしまいました。その場所は郊外の温泉です。北海道にはたいてい、自治体に1つか2つは温泉があります。北海道は掘ればどこでも温泉が湧く土地ですから、スーパー銭湯的なノリで温泉があります。もっとありていに言えば、田舎の温泉施設です。

その1つに先日ふらっと行きました。そこで「常識を疑う」光景を目にしました。

それはロッカーの鍵です。普通はこのように手首につけます。

これが普通です。僕は温泉に入る人の100人中100人がこのように手首につけるのだと思っていました。が、あるおじさんの足を見て、驚きました。

なんと、膝に巻いていたのです!

すばらしい! これぞイノベーション! ビジネス雑誌もびっくり!

でも…どういうふうに実益があるのかはわかりませんが。

ではまた明日(たぶん)