イワガラミに負けてマタタビ

ツルアジサイはあちこちでよく見かけます。花はもう終わってしまいましたが、どんな樹木の幹にもくっついて、まるで幹そのものが白い花を咲かせたような景色になります。道央自動車道を走っていても、道路脇の森で咲いているのがよくわかります。

とてもよく似た植物にイワガラミがあります。大きな違いは花弁(といっても装飾花)がツルアジサイは4枚、イワガラミは1枚というところです。そしてイワガラミはツルアジサイほど頻繁には見かけません。うちのちかくでは以前、2株見かけましたが、今はなぜか同じ場所に見つからなくなりました。あとは札幌の三角山の山頂の岩に文字通り絡んでいるのを見かけたことがあります。

ツルアジサイもイワガラミもどっちも好きですが、あえて言うならイワガラミのほうが好きかも。というのも冬でも花弁が白く残って、日差しにキラキラと輝いたりするからです。

あれをまた見たいなあ、でも近くにないなあ、と思っていたら、なんと近所の道路脇に咲いているのを見つけました。今までツルアジサイだと思いこんでいたのですが、いやいやイワガラミじゃないですか!

で、早速スケッチをはじめたのですが…。全然うまくかけませんでした(泣)。装飾花までは良かったんですが、中の白いつぶつぶと大ぶりの葉っぱが、ただの雑な絵になってしまい…。

で、後ろをふと振り返るとマタタビがあったので、それを描くことにしました。

Actinidia
そういえばマタタビを描いたのは初めてかも。

あ、ちゃんと仕事もしていますよ。今は今週中にやろうと思っていた一連の絵を描き終えてホッとしています。スキャンして送らないと終わったことにはならないんですが(笑)。

ではまた明日(たぶん)