ガッシュ

僕がいつも使っている画材は水彩絵の具です。正確には「透明水彩」といいます。美術館などで絵を見る場合、絵の下に作者名やら製作年やら画材が書いてありますが、「水彩」と書いてあればそれは透明水彩のことを指します。

たまに画材の欄に「ガッシュ」とか「グアッシュ」という文字を見かけます。それは「不透明水彩」のことです。ちょっと厚めに塗ると下の色を覆い隠すくらい不透明なんです。使っている画家の方は少数だと思いますが、これはこれでいいところがあります。例えば発色が強め。同じ水彩絵の具でも透明水彩と不透明水彩の違いは、単に顔料の濃度です。不透明水彩のほうが濃度が高いというだけです。だからはっきりくっきりした絵になります。

今、ある仕事で「この絵は不透明水彩のほうがいいのでは?」というのがあって、使っています。なかなかいい味わいがあります。

仕事用の絵なので、完成はお見せできません(笑)

今までちょっと敬遠して使ってませんでしたが、これはこれで面白そう。絵の幅が広がりそうです。

と、今日は真面目なことだけ書いてまた明日(たぶん)