昨日も書いたとおり、このところご注文の絵を描いています。
でもこれが意外に難しいです。だいたいは展示で「売約済」と何っている絵と同じものをご依頼くださるのですが、どの程度の「同じ」なのかが測りかねるところがあるのです。
例えば夕焼けを背景にした木立ちの絵だとしたら、ご依頼された方はその夕焼けの濃さにぐっと来たのか、木立ちの並びに魅力を感じたのか、遠近感なのか、あるいはただ白樺にだけこだわりがあるのか、わからないからです。
僕の方はせっかく描くのなら、前より少しは改良したくなります。
でもそれはお客様からしたら余計なことなのかもしれません。
今、そんなことでもやもやするなら、ご依頼の時に細かく聞けばいいのかもしれませんが、描いた側としては絵の感想を安直に言語化してほしくないんです。
「どこがいいと思いましたか?」という質問は「感じたことをいま言葉にしてくれ」と言っているようなものです。僕はせっかくお客様が感じたことをわかりやすい言葉に置き換えてほしくないのです。
今に始まったことではなく、20代の頃に演劇をやっているときもそうでした。
終わったあとに客席にアンケートを配って書いてもらっている劇団もありましたが、僕はそれをやると言葉に出来ないことを舞台で表現した理由がないと思っていました。
…今日は余計なことを喋りすぎました笑
ではまた明日(たぶん)