風のガーデン、やっぱりよいです!

昨日は富良野の「風のガーデン」に行きました。
率直な感想。やっぱり素晴らしいです。まわりを森や緑に囲まれているので、隔絶された雰囲気があります。庭に入るとき場面から、外の世界とは別の世界に入っていくような感じ。

ちなみに今日から9月まで、ナイトガーデンが始まります。植物をやさしくライトアップする感じのようです。
これまで夕方にはクローズでしたが、夜まで引き続き見られるので、日暮れのドラマチックな雰囲気も堪能できることでしょう。このほうがむしろ興味を引きます。

そうそう、恵庭市の銀河庭園での私の写真講座「1花の撮り方」は、明日17日10時30分からです。だいぶご予約を頂いているみたいで、緊張いたします。まだ定員には空きがあります。当日参加もOKのようです。

定員までかなりの空席があります!

昨日は恵庭と苫小牧。
恵庭ではまず、スイートグラスさんにいきました。

ギボウシがちょうどよいころあいです。

このお庭には、何種類のギボウシがあるんでしょうか。たぶんカヤさんもわからないのではないかなあ。
あと、シダも多いですね。それと野草。

ついで銀河庭園へ。
17日と24日に行う、写真教室の打ち合わせ。
ちなみに、参加大募集中です。定員までかなりの空席があります!

銀河庭園もギボウシやシダがキレイなグリーンです。夏になるとギボウシは花もいいのですが、葉っぱの広がりは今くらいがちょうど涼しげかも知れません。

午後はイコロの森へ、版画を納品。納品といっても、委託販売です。

青いケシ(メコノプシス・ベトニキフォリア)が咲き始めていました。

滝野、ノーザン、イコロ

おとといは滝野公園、昨日はノーザンホースパークとイコロの森に行って来ました。

滝野公園のチューリップが満開。

ノーザンホースパークではカマシアが絶好調

同じくノーザン。リーフガーデンのギボウシも大きすぎず爽やか

イコロは植物好きの方が楽しめます

クロフネツツジでしたっけ。かっこいい枝ぶりの木は50年ものだそう。

本州の人と庭を回ると、驚くポイントが違うのに気づきます。ギボウシの大きい株に驚き、レウイシアの花に驚き、ホップに驚きます。

一方でクリスマスローズなどにはあまり驚きません。たしかに鹿児島でも地植えで咲いてこぼれダネでふえますから。「クリスマスローズは北海道のほうが気候があう」というのは、オリエンタリスハイブリッドには当てはまらないかも知れない、と思います。

イングリッシュローズも「北海道だからこそ」という色の濃さやカップの深さはありますが、本州で育たないわけではありません。むしろたくさん植えられています。病害虫など手入れはかかりますが、庭が狭くて本数も入れられないので、トータルでは同じかも。

ちがいが出るのは宿根草や山野草のように見えます。詳しくはいずれまた。

長崎の庭

話は前後しますが、先週長崎県にいきました。庭めぐりです。ハウステンボスの話はすでに書いたので省略。

↑雲仙市のSさん。植物いっぱいの庭です。聞いてみると、やはり育てるのが好き、とのこと。

↑有田町のFさん。掘るとすぐに岩盤ということですが、素敵な庭。大きなパーゴラは知り合いにつくってもらったものだそう。

 ↑佐世保市のMさん。バラのお庭。シェードガーデンも魅力です。バラの情報は全国のバラ友達にインターネットで教えてもらったりしているそう。

 ↑波佐見町のNさん。地元の廃材を有効に使いつつ、よく考えられた庭。

 ↑そのNさんがつくり、管理もしている、雑貨店の庭。店舗はもと焼き物の工場。建物や周囲の風景ととてもマッチしています。

佐世保市の三浦町カトリック教会

きれかー。

昨年の秋、IFEXに行った時にハウステンボスの入園者が毎年増加しているという話を聞きました。目玉はガーデニングワールドカップ(秋)やローズフェスティバルということで、勉強のために行ってみました。
もちろん、これ以外にも長崎の庭巡りも目的だったのですが、それはまた別の機会で。

ハウステンボスの入園料は3200円。
勉強と思わないと絶対入れないです。
園内はオランダの街並みや田園風景を模したと思われる景観で、しかもかなり広大。入り口からローズフェスティバルの会場まで5分ほど歩きます。それだけ広いということです。風車や運河を眺めながら観光客気分。あ、観光客か。
で、いよいよ会場。

株数、花数、面積が半端じゃなく、また葉がどれもきれい。
会場中で「きれかー」「きれかー」という声があちこちで聞こえます。
私はこういうショー的な演出にはいつも鼻で笑う方なのですが、この日ばかりは圧倒されました。なんというか、気合がちがう。そこんじょそこらのバラ園では太刀打ち出来ない。そしてガーデニングなど知らない人にとっても、感動させるだけの量と質があります。
そして初めてバラに興味を持った人に、花への門戸を開くアドバイスもあります。

育てやすいものには、そういうサジェスチョンが。

パネルで一覧表示して、「探してみよう」と思わせる仕掛け。

イングリッシュローズでも、そうしたブランド名は出さず、あくまで作出国のみ表示。

パネルやネームプレートがどれも新しく、パリッとしているのも全体の印象を節度あるものにしていると思います。あくまで「お客さんを迎える以上はジャージじゃなくてジャケットは着たい」という品みたいなものでしょうか。

小賢しい議論は抜きにして、予算と気合とサービス精神。「予算があるからできること」とおもわれるかもしれませんが、予算がないからといってあとの2つもほどほど、というのではダメですよね。
庭園だけじゃなくて、フリーの仕事も同じ。勉強になりました。

十勝からイコロ

長距離を運転するから疲れたのか、飲み過ぎて寝不足だったのか。今日はちょっと体が重かったです。昨日、おとといと十勝などをドライブしてきました。

まずは太四郎の森。昨年はオオバナノエンレイソウの時期でしたが、今年はその前の、エゾオオサクラソウの時期。

風がそよぐと甘い香りがします。花だけでなく全草にその香りがあるそうなのですが、オーナーの泉さんいわく、「根っこが一番香りがする」らしいです。
ついで六花の森。
植栽された場所よりも、この時期は工場の裏にあるオオバナノエンレイソウ自生地が断然お勧めです。

株がいくつあるのかわからないですね。

真鍋庭園の新しい展望台です。加藤課長の名調子のガイドをにつられて歩きました。これが面白いんです。やっぱり庭はわかっている人の話を聞きながら歩くとだんぜん楽しい。
そういえば、私も今週末、バスツアーのガイドをしなければいけないんです。加藤さんに弟子入りしないといけないです。

芽室町のとあるお庭の奥にある自生地。ここもオオバナノエンレイソウ、シロバナノエンレイソウ、ニリンソウなどがいっぱいです。
もう野草はおなかいっぱいですね。でも、このように野草が身近なのが北海道の良いところです。しかも庭に入っているのもほかの都府県では考えられないことです。

道東道を2時間走って、イコロの森へ。
おしらせ。
近いうちに私の版画やスケッチを販売してくれることになりそうです。私が納品すればですが。来週後半まで手が付けられそうにない…。

上の写真はアストランティアです。左右ともに同じ種類らしいですが、なぜか葉が覆輪になる株がいくつも。ガーデナーのKさんも「どうしてだろう」とのこと。植物の不思議。

Franklinia alatamaha

昨日は札幌。おとといも札幌だったし、実は今日も札幌。
昨日の札幌はエスタ屋上にオープンする「そらのガーデン」の撮影、デザイナーと相談事など。
「そらのガーデン」は植栽後2カ月なのに、十分な雰囲気。来年は上野砂由紀さんが言うように「草原みたいに」なるのではなかろうか。

そらのガーデンはグラス類と三尺バーベナなどがメイン

夕方は手稲のEgardenさんへ。
なんだこれは、という木を発見。

Franklinia alatamaha

何でこの時期にツバキ?と思ったら、フランクリニア・アラタマハという木らしい。
北海道でこの時期にこんな花が咲く木はない。無事越冬するならぜったい人気になる。

今日はスケッチはございません。