shiro について

花や風景を水彩絵の具で描くイラストレーター。花のイラストでパッケージをつくったりビルの壁画を描いたりするのが夢。

ミスドのドーナツ

オリンピックが苦手です。いや、正確にはオリンピックの報道が苦手です。やたらと「感動!」とか「残念!」とか感情を煽られるので、ちょっとしんどくなります。不利があると不正があったとか誤審だとか声たかだかに言われるのも、その競技に関わる人へのリスペクトをおろそかにしているように感じて嫌な気持ちになります。実際その道のプロが現場で見た見解なら拝聴したいですが、4年に1回しかそのスポーツを見ない人が映像越しに騒ぐのは選手への応援ではなくて自分の都合ではないでしょうか。自分の心の鬱屈を選手に投影して依存して、結果が期待値を上回ると「感動した」といい、下回ると「がっかりした」といったり「不正だ」と言ってるだけのように思います。

まあ、こうすることで視聴率やページビューが稼げるというのも、そうしたアオリ系の報道が増える理由だと思いますが。でもそこには選手へのリスペクトはないなあ。そう言えば新庄監督のインスタで紹介されていた動画で、亡くなられた衣笠祥雄さんが「マスコミは自分のための仕事しかしてない」とおっしゃっていましたが、その通りだなあと思う今日このごろです。

選手は我々の感想に関係なく、思い思いに競技をやっていただければと思います。

珍しくややこしいことを書きました(笑)。

ところで、ミスドで新しく高級ドーナツが出たのをご存知でしょうか。高級って言っても200円くらいです。そもそもスイーツ業界に詳しくないので、気がついたのが最近というだけで、もしかしたら以前からあったのかもしれませんが、チョコレートクリームが入ったしっとり系のドーナツがあります。たまにミスドの前を通ると買ったりします。チョコ系のおやつが好きな僕は、これがすごくお気に入りになりました。

こうしたオリンピックの報道でイライラさせられているせいか、あるいはランニングのフォームについて悩んでいたせいか(おいおい、絵のことで悩めよ)、今日はこのドーナツを一口食べたら、疲れた頭の中がじんわりと和らぎました。甘さの余韻にひたって1分くらいは口がきけないくらい感動しました。最高の時間(笑)。

僕は高級なお店のスイーツにはあまり興味がなく、むしろチェーン店のスイーツが大好きです。この新しいミスドのドーナツも素晴らしいですし、ドトールのミルクレープも好きです。

あ、でも展示会などでは絶対に、差し入れに持ってこないでください!

たまに食べるから美味しいのであって、しょっちゅう食べたり、連続して食べたりすると感動が薄れてしまいます。食べたいときには自分で買いますから、ぜったいに、持ってこないでください! 本心です。たまに食べて感動する時間を大事にしたいので、本当に、くれぐれもお気遣いなさらぬよう、お願いします。

おやつも食べるけど、仕事もしてますよ(笑)。

ではまた明日(たぶん)

なんだかんだ言って、冬は好きです

雪が多いとか寒いとか運転が怖いとかいろいろ言いますが、なんだかんだ言って、冬は好きです。晴れた日の景色は最高です。

田んぼや畑もこの時期は真っ白です。ランニングをしていても(寒いけど)すごく素晴らしい景色を見られることがよくあり、「もう最高〜」と思うこともしばしばです。そんな景色を覚えておいて、少しアレンジして描きました。

いやいや、雪が白いからって塗ってないわけではないですよ。実物をご覧になればうっすらと水色を塗っているのがおわかりになるかと思います。ただ、描きこむ要素が少ないのですごく早く終わりましたが(笑)。

このところ雪かきをしない日が続いています。毎日天気もいいです。すごく助かります。このまま春になりますように。

ってやっぱり春がいいのか。

ではまた明日(たぶん)

糸電話

なぜかわかりませんが、糸電話というアイテムが気になります。自分でやったことって、ほんの数回あるかないか。多くの方と変わらない気がします。

子供の頃にやってみた感想としては「音がモゴモゴして聞こえづらいなあ」。だいたい、糸電話ができる距離なら、普通に声を出しても聞こえる範囲です。正直「こんなんいらんのちゃうのかな」と思いました(笑)。

なのに、よく絵の中で使います。何が僕をそうさせるのか、全くわかりません(笑)。

地球の反対側どうしで糸電話。

また近いうちに糸電話が登場する絵を描くと思います。なんでかなと思いながら。

ではまた明日(たぶん)

結局、模様になっちゃうんだよなー

いつもいろいろな植物を散りばめた風の絵を描いていますが、1種類の花だけの絵も描いてみたいと思っています。特にクロッカスは同じ色でも咲き具合によって形が様々なので、リズミカルにクロッカスを散りばめた絵を描きたいなあと思うことがよくあります。

そしてチャレンジしてみるのですが、往々にしてただの模様みたくなってしまいます。クロッカス柄の布地ですね。見ても「はい、そうですね。クロッカスですね」で終わってしまうような(笑)。

ビオラでやってみても同じような感じです。「ビオラ柄の布地ですね」というくらいの絵にしかなりません。

基本、デザイン力がなさすぎるといいますか、ベストの位置に描けない、そこしかないという場所に線を引けない、というもどかしさがあります。

今回もチャレンジしてみたのですが、やはり模様の域を出ないので、自分なりの絵に変えてみました。

拡大しないとよくわかりませんが、足跡をつけて、花畑を歩いて花を摘んで花束をプレゼントする絵にしてみました。苦肉の策にしては結果オーライのような気がします(笑)。まあ、あとはお客様に評価をしていただくことにします。

「ここしかない」というジャストベストな位置に物を置けるという意味では、やはりミッフィーちゃんで有名なディック・ブルーナさんや安野光雅さんの絵を見ると、惚れ惚れします。「物を置く」というのは誰でもできる行為なので誰でも真似できそうな気がしますが、それが本当にできるのは何百何千という絵を描いてきた人だからだと思います。

あ、そうそう。たまーに僕に名刺の制作などを依頼される方がいらっしゃいますが、基本的に僕は絵は描けてもデザイナーではないので、お門違いです。八百屋さんには豆腐は売っていませんので、ご注意ください。たまに売っているお店もありますけどね。

たとえのピントがいまいち甘いですが、ではまた明日(たぶん)

失敗もヒントになります

いろいろ描いてみたい、試してみたいということで今日はこういう絵を描きました。

シロクマとペンギン。同じ星を見上げるの図(笑)

最初はシロクマとペンギン、別々の絵にしようと思ったのですが、まちがって緑色の絵の具をこぼしてしまいました。つながったのでこれ幸いと、まとめて1枚にすることにしました。失敗もまたヒントになります。

ただ、これが絵としていいかどうかは別。自分のいいところが出ているかというとそうでもないような気がするし、そもそも自分のいいところって自分で決める問題じゃないし…なんて考えているうちに夕方になりました。

ま、まだ春の展示までには時間がありますので、もう少し失敗を重ねてヒントを得たいと思います。

ではまた明日(たぶん)

どうやって再現しようかな

僕の絵は基本的に、自分の身の回りの植物や風景、またはスケッチしたものをよりどころにして描いています。

今のような冬の時期だと、やはり雪と樹木の風景を元にすることが多くなります。とはいえ風景をそのまんま再現できるほど上手ではないので、自分の描き方に形を変えて、エッセンスだけでも再現したいと思っています。

頭の中には「こんなふうに描けたらいいな」というイメージがあるのですが、なかなかうまく行かないものですね(笑)。

上の方の雲の感じは「ナイス!」と思いますが(笑)、舞う雪が目立ちすぎたかなあ。もうちょっとふわっとした控えめな感じにしたかったのですが。このへんが場数の足りないところです。やはり少年期青年期からずっと描いている人には経験数がかないません。試行錯誤した回数といいましょうか。その分だけ引き出しは増えますね。

せめて今からでも枚数を増やしましょう。

ではまた明日(たぶん)

水彩画は修正できない。でももっと修正できない仕事もあるよ

1枚描くごとに、次はどんな絵にするかを考えます。同じような絵をバリエーションを変えて続けるときもあれば、気分を変えるために全く違って色合いの絵を描くときもあります。

いずれにしても、脳内で「こんな感じの絵を描こう。そのためには下地をこうして、タッチをこんな感じにして、こういうところを注意して…」といった感じでアウトラインを考えます。

で、いざ描いてみると、だいたい考えたとおりになる場合もあります。

春の野草

もちろん逆に、思い描いた感じと全く違ったことになる場合も…。妙におどろおどろしい下地になったり、冒険する勇気がわかずセイフティにいつもの絵に近づけたり。

ところで、昨日髪を切りに行った時に美容師さんと絵の話になりました。

僕「水彩画なんで修正できないんですよね」

美容師さん「それは勇気いりますねー」

などと話していましたが。今日それを思い出してよく考えてみたら、美容師さんの仕事のほうがもっと修正できないですよね(笑)。

いったん切った髪は元に戻らないので、失敗は許されない。しかも僕の場合はお客さんが気に入らなければ買われないだけで済みますが、美容師さんはそうは行かないし、しかも常にライブ。恐ろしい仕事です。

ちょっとドヤ顔で「修正できないんですよ」なんて言っていた自分が恥ずかしい(笑)。

僕がこの仕事でやるべきことは、まだまだたくさんありそうです。

ではまた明日(たぶん)