shiro について

花や風景を水彩絵の具で描くイラストレーター。花のイラストでパッケージをつくったりビルの壁画を描いたりするのが夢。

睡眠の教祖さま

「眠れない人は我がもとに集うとよ〜い」
「教祖様、どうすればよいのでしょうか?」
「こうしたまえ、布団をかぶって、ばたっと」

「おお〜ほんとだー」
「せっかく開いた本を1ページも読まずに寝てしまったー!」
「まだ9時になっていないのにー!」
「しかも毎晩だー」

オオバナノエンレイソウとニリンソウの自生地 ーはがきサイズの庭その1

5月半ばくらいの十勝では、あっちこっちでオオバナノエンレイソウが咲いてますね。林の中ではニリンソウも同じ時期に咲いていて、どちらも白で、圧倒されるくらいの数が咲いてます。
宇宙の銀河と星のようで、どうにか形にならないかなあと思いつつ、ポストカードにざっと描いてみました。

クリはまさにマロン

今が一番、冬芽を描くにはいい時期です。

  • 積雪があるので、高い枝が間近で見える
  • 気温が0度前後なので筆先が凍らない
  • 芽がふくらんできている

そんなわけで、やっとクリを描くことができました。うちは「栗沢」っていうくらいなので、あちこちで秋にクリが落ちているのは見るんですが、冬になるとわからなくて…。

使っている図鑑は冬芽の写真はあってもサイズが載っていないので、シナノキとどうちがうのかいまいちだったんですが、いったんわかるとまちがえようがないくらいちがいます。

頂芽が丸くてコロッとしていて、なんというか、まさに「マロン。」という感じです。あくまで感じですよ。

「何見てんの?」「これ、テーブルに上がってはいけません」

ハクウンボク

家の窓から裏山の木を見ていると、うねうねとした樹形で黒っぽい樹皮の木が2本あるのに気づきました。

もしかしたらと思って行ってみたら、ハクウンボクでした。

こんなに近くにあったなんて。別の場所にあるハクウンボクは昨年花がなかったので、これも咲かなかったのかもしれません。
今年は咲いてくれるか、楽しみです。

葉がすごく大きいのですが、つまり葉の大きい宿根草と同様、半日陰向きなのでしょうか。実際、中低木なので高木の木洩れ日を頼りにするのでしょうか。そして北向き斜面にいます。
枝がうねうねと横に伸びるのは、これも日差しを探してのことなのかもしれません。
しかも葉っぱが大きいので、どこかは日が当たるだろうという作戦。
植物って、いろいろ合理的です。