今日から昼間が長いです

昨日は春分の日でした。だから今日から昼間が長くなります! すばらしい。まわりはまだ雪がいっぱいだけど、暦的にはうららかな気分ですね。

今日の絵。

一方で、あと10日で3月が終わります。実質、4月の展示に向けて制作に使えるのはあと10日弱でしょうか。ちょっと焦ってきました(笑)。でもまだまだ試したいことがいっぱいあるんですよね〜。時間ないなあ。

ではまた明日(たぶん)

ハーブの本にイラストを描かせてもらいました

先日、新星出版社から発売された「アロマ&ハーブ大事典」という本に、イラストを描かせていただきました。全288ページのうちのたった数ページですが。

真面目な書籍ということで、僕の絵もいつもよりもややシリアスなタッチにしてみました。当社比です(笑)。

アマゾンへのリンクを張っておきます。もう少し詳しく中身が見られるようです。↓

アロマ&ハーブ大事典

ではまた明日(たぶん)

花に戻りまして

先日、30歳の頃に努めていた会社の元同僚と合う機会がありました。元同僚といっても、ひと回り近く年下で、かつ彼のほうが先に入社していました。いくつか勤めを変えた後、昨年から独立して仕事をしています。前から絵がうまかったのですが、最近のものを見せてもらうと、これまたすごくうまい。絵が本業ではないのですが、今日からそれを本業にしてもすぐに食べていけるレベルでした。いやー、「絵が上手な人」というのはこういう人のことだよなあとつくづく思いました。

さて、自身に翻って。

この先僕は何十年経っても、あんなふうには描けない。でもありがたいことに僕は絵で食べさせてもらっています。では僕は何を描くべきか…ということを考えると、やはり「できるだけシンプルにしたい」という今までのポリシーで花を描くしかないなあ、というところに戻りました。

で、今日の絵。

スプリングエフェメラル

さて、明日も素直に植物の絵を描きましょう。

ではまた明日(たぶん)

グッズのことばかり

今日は筆も取りましたが、あまりいい成果が上がりませんでした。ま、そういう日もありますから。それよりも大部分の時間をグッズについて費やしました。その原画を描いたり、スキャンしてデータを作ったり、入稿したり。

こういうグッズ制作の場合、やはり赤字にするわけにはいきませんから、どういうものを作ったらいいか、数はどうするか、原価はどこまで抑えられるか、でも付き合いもあるし…などといったいろいろな要素を考えないといけないので、無駄に頭を使います(笑)。

でも僕はほんらい、絵を描くのがメインで、グッズ制作はあくまで展示や委託販売などでのサブ的なポジション。できれば絵だけ描いて一日を終わらせたいところです。でも展示会場にはそういう物があると楽しいし、皆さんにも喜んでもらえますから、つい時間を使ってしまいます。

で、ふと「絵は足りているだろうか」「バラエティは十分あるだろうか」とまた絵のことを考えたりして、集中力はおろそかに時間が過ぎていく…(笑)

そんなわけで、明日また気を引き締めて絵を描きたいと思います。

ではまた明日(たぶん)

春はまだか

今日は札幌に行きました。お話を聞くと、すでにチラホラとスノードロップなどが咲いているお宅もあるようです。うらやましいなあ。うちのまわりはまだ雪がいっぱい。青空のもとで花を見るには、まだしばらくかかりそうです。

これはちょっと盛りすぎですが、早くこんな花が咲くといいなあ。

4月からの展示に向けて、ただ作品を描くだけではなくて、新しいグッズも作りたいなあと思っています。でもなかなか価格と質のバランスが難しいです。今までポストカード、クリアファイルなどは作りましたが、新しいアイテムとなると、ちゃんと買っていただけるものになるかどうかわからないので、冒険になります。

キリンが3匹。

ではまた明日(たぶん)

裏もまた真なり

水彩画の場合、紙は「水彩紙」を使います。簡単に言うと、画用紙のいいやつです。にじみどめという処理がしてあることで、絵の具を塗っても普通の画用紙みたいにボワーンと広がることがありません。

スーパーや小さい文房具屋さんには売っていませんが、画材屋さんに行けばあります。スケッチブックみたいに何枚かセットになっているものもあれば、大きな紙を1枚単位で置いていることもあります。大きいものは「水張り」といって、板にテープで貼り付けて使います。

どうして水張りというのかと言うと、最初に紙をビチャビチャにぬらして水分を含ませるからです。それを板に載せて、テープで固定します。すると乾いたら気持ちいいくらいに紙がビシーッとなり、後は絵の具を乗せても多少たわむ程度で描きやすくなります。

ただ気をつけなければいけないのは、水彩紙には表と裏があるということです。ちゃんと印をつけておくのでたいていは間違うことはありませんが、こないだはうっかり裏返しにして張ってしまいました。

どうしよう〜、と思ったのですが、せっかく張ったのだし、そもそも紙が数百円するのでもったいなく、そのまま描くことにしました。

意外にいい質感が出たかも(笑)。裏もまた一つの個性。これはこれで真と言えるでしょう。つまりは、裏もまた真なり。いや、逆もまた真なり。

ではまた明日(たぶん)

いい絵ってなんだろう

今日たまたまある本を開いていて、ふと「いい絵ってコミュニケーションが取れる絵なんだな」と思いました。僕ではなくて、絵とお客さんとが互いに何かを投げかけて、受け止め合うような。

展示をしていていつも不思議に思うのは、絵を買ってくださる方が、描いた僕自身よりも絵に何かを感じておられるということです。それはどうしてなんだろうとずっと思っていたのですが、つまりはお客さんと絵が会話できているということなんだろうと思います。描いた僕を差し置いて(笑)。

そうなんです。展示会場においては、僕はあくまでつなぎ役で、あとは絵と見る人とが会話するのを待つしかないんです。会話が始まったら、僕はもうお役御免です。たまに会話のための話題を提供することはありますが。例えば「この絵はこういうところを丁寧に描きました」とか「自分ではここが気に入ってます」とか。

逆に、見る方がすぐに通り過ぎる絵はどんなものかも、すぐに想像がつきます。一方的にまくし立てていたり、自慢ばかりしていたり、見る人の興味のない話題ばかりを話していたり、あるいはわかる人にしかわからない言語でしゃべっていたり(現代美術はまさにそうですね)。

こんなふうに考えたきっかけは、ディック・ブルーナさんについての本でした。やっぱりディック・ブルーナさんはすごいなあ。

さてそれはさておき、今日描いた絵。↓

夜の黒ネコ
夜の白ネコ

ではまた明日(たぶん)