雪が降り出したばかりですが、もう春が待ち遠しいです。
花カレンダーの4月の絵は、僕がよく行く近所の山の風景が元になっています。エゾエンゴサクやフクジュソウ、エンレイソウなどが咲くなだらかな尾根をトレイルランニングで走っていくのが毎年の楽しみです。
冬のモノクロームの季節が終わり、色とりどりの野草がこれでもかというくらい次々に現れて驚かせてくれるだけでなく、木々の葉はまだ展開していないので日差しをさえぎるものがなく、とても明るいのも気分が上がる理由だと思います。
本当は歩いてゆっくり見たいのですが、そうすると遠くまでいくのに時間がかかりすぎる。だから走っている、そんな気持ちです。
以前からこの風景を絵にしたいと思っていたのですが、たくさんの木や下草を絵としてどう処理していいかわからずに放置していましたが、なんとなくこうすればいいんじゃないかなという描き方を思いついたのでカレンダーの1枚として描いてみました。
すでに今から、また来春にここを走るのが楽しみです。
ではまた明日(たぶん)