次の「silent-story」作品について。
物語を日常生活の中にちりばめられないかというのが、このところの私のテーマです。というか、俺はこれをやりたかったんじゃないかという思いが募っています。ストーリーや物語は映画や小説などの「作品」の中に「脚本」という形で存在していますが、実はそれを現実の中に忍び込ませようと言うことです。題して「物語を作品から解放しよう」。大げさか。
例えば、通勤の地下鉄の階段。たいていの会社員は下を向いて登ります。ならばその段の1つ1つや段差の面に絵を描く。1つ登るごとに絵が変化して、物語をつくって、最後は「じゃあ今日もいっちょ働いてやるか」みたいな気持ちになるとか。
例えば、ブックマーク。ネットのじゃなくて、本のしおりです。ページの間に挟もうか、というホンの一瞬にうれしくなる物語が見えるとか。
要するに、現実とリンクする物語を作れないかと思っています。エレベーターのハコだって、ぐるりと囲むようにストーリーがあって、扉が開いたらエレベーターホールにその結末があったらおもしろいと思いませんか? そうなれば出来ればストーリーを見せる形は文字ではなく絵が望ましい。一瞬でわかりますから。
で、そのプロトタイプとしてまずシオリをつくろうと思っています。下がその下書き。

で、今悩んでいるのは(絵が下手なのは別として)、今回に限って台詞を使うかどうか、です。現実と絡む物語をつくる、という意味では本を読んでいる人と会話をさせたい。また物語のスタートとゴールが明確になる、というメリットがあります。
現在悩み中。
でも近日中につくってお見せします。
そのときにはあなたにもダウンロードして(プリントアウトして切り抜いて)使っていただきたいです。