ファイターズ優勝に思う、新聞没落とコミュニティの情報

経済週刊誌をたまに立ち読みします。でもこないだの週刊ダイヤモンドは買ってしまいました。特集が「新聞没落」というものでした。
いや、特に新聞業界に興味があるわけではないんですが、地方雑誌を仕事としていると、新聞の紙面づくりや商売の仕方にも興味が出てきます。もう次の号が出てしまいましたが、業界に詳しい方が書いたこんなブログやこんなブログ(「新聞没落」…週刊ダイヤモンド最新号を読み解く:Garbagenews.com)などを読めば、およそ内容はわかります。

ところで一昨日、日本ハムファイターズが優勝しました。昨日は喫茶店でいろんな新聞を見ましたが、やはり全国紙と地元の新聞では、扱いが違います。優勝というイベントがない、ふつうの試合の時はなおさらです。また一般紙のみならず、スポーツ新聞では余計にその差が出ます。当然、全国紙は何ファンともわからない人が対象なので、あまりチームの情報に偏りが出てはいけません。以前なら巨人の情報があればそれで7割方の人はカバーできたのでしょうが、今は、特にパリーグは地域ごとに異なるチームのファンがいるので、そうもいきません。

これは野球に限らない話ではないでしょうか。

以前、北海道新聞じゃないとだめだ、という年配の方にその理由を伺ったことがあります。それは「お悔やみ」欄がしっかりしているから。昔、TVの「なるほどザ・ワールド」で、ハワイの地元ラジオ局の人気のコーナーも「お悔やみ」情報だと見たことがあります。

地域には地域でしか流通しない情報があります。地域をコミュニティと言い換えてもよいでしょう。そしてその情報伝達の方法はコミュニティが小さく、個人に近づくほど、中央発信ではなく相互発信が有効になると思います。例えば大新聞やテレビのように、情報を一度一元化してから全員に発信するのではなく、井戸端会議のように相互発信することです。そしてその井戸端会議を交通整理するメディアが、今後増えていくような気がします。

そういった意味では、自分のやっている地域の花の雑誌はもちろんまだ変わっていかなければなりません。また同じ意味で、コミュニティFMラジオ局も、これまでの「普通のラジオ局のミニチュア版」というコンテンツやビジネスモデルそのものもドラスティックに変えられそうです。

おもしろそうです。誰か誘ってください。