「怪談」についての会談

昨日、来年6月上演予定の脚本について、プロデューサーと演出家、小屋管理者と打ち合わせがありました。
小屋はもう廃校になった小学校の体育館と決まっていて、演出家からはその音響の悪さと広さをどう解消すべきか相談がありました。詳細はおいときますが、脚本担当の私としては、小屋の「体育館」的な容貌をいかに脚本に生かすかが問題です。あらためてその辺のやっかいさを感じました。
脚本を書くときは登場人物の数など物理的な制限があるほどイメージが進みやすいのは以前も書いたと思いますが、上演予定の小屋もその1つに入ります。この芝居は廃校の体育館というすごく特徴的な場所で上演されるので、そこからいかにイメージをふくらませるか、またお客さんと共有できるかは大事なところです。
設定をまんま「小学校の体育館」で進行する物語にすると、今回はよくても次回以降はもう使えません。それに「まんまやないか!」というつっこみまで自分の中から聞こえてきます。ではどうするか。うーん。
ススキノが舞台なので、帰り道でつぶれた大キャバレーとかどうかな。クラブハイツみたいな。そこに集まるもとホステスさんとかボーイさんとか、歌手とか客とか。あ、これならいろんな人が出せそう。


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