人に人を紹介する仕事

昨日までの3日間、仕事で「小山内健と巡る北海道バラツアー」なる旅行にほぼ同行しておりました。テレビ番組で2回連続「バラ通選手権」チャンピオンになった京阪園芸の小山内健さんをはじめ、日本橋三越屋上の「チェルシーガーデン」でバラアドバイザーをしている有島薫さん、岐阜県の「ローズオブローゼス」専務の大野耕生さんらと北海道のバラ園や個人宅の庭を回るツアーでした。

おかげさまでお三方とは親しくしていただき、いろいろ楽しいお話を聞くことができました。驚いたのは3人ともバラに関して恐ろしくまじめだということ。半端ではない。
バラが咲いてるのを見るや、それに関する話が始まります。ましてやそのバラに名札がなければなんと言う名前なのか、花の形、色、香り、葉、刺などから推理して同定していきます。それをそばで見ていることの楽しいことといったら。

3日目はトークショーがあったので、やってきた道内の花関係の人を今度は、私が3人にご紹介しました。

そして改めて認識したのは以下の2点。

  • 自分は花に関して人に会うのが楽しい(たぶん花に限らずその道を究めた人や究めようとする人に会うのは楽しい)
  • 自分は人に人を紹介するのが楽しい

多分今の仕事を続けているのもそのためだと思います。決して雑誌の仕事が自分にあっているとは思わないのですが、知らない人に会って話を聞き(人見知りなんですが)、そうやって知った面白い人を別の面白い人に紹介することはすごく嬉しい。

これをなりわいにする方法はないだろうか。
真剣に考えなければと思いました。

  generated by feedpath Rabbit