どれだけ肥料を与えても、水やりをしても、日光がなければ植物は育たないし、花も咲きません。
植物は日の当たるところに植えましょう。
肥料は二の次、三の次。水やりも、庭に植える(地植えといいます)なら不要です。
植えるときには苗に付いているビニールのポットは外します。
地面に植えるときには30cmくらいの深さまで穴を掘って、もう一度埋め戻して植え付けます。すると土がやわらかくなって根が張りやすくなります。
植物は根の成長がもっともだいじ。
根が先に伸びなければ、枝や葉も伸びないし、その先の花も咲かないのです。
鉢植えにするなら、苗の直径よりひと回り大きな鉢を買ってきます。
土は培養土(ばいようど)でよいでしょう。
地植えも、鉢植えも、植え付けたら、たっぷり水を与えます。大きなジョロで1杯分は必要です。
ドバっといっきに与えたり、ホースでジャーっというのはだめです。
雨のようにやさしく与えましょう。根もとに。
葉っぱではありません。根に水が行くように、根もとに与えます。
その後はすこしずつ、植物が大きくなっていきます。
水やりは、何日に一回、というのではなく、鉢植えなら、土の表面が乾いたら与えます。暑い日、寒い日、また鉢の大きさによって、それが何日に1回になるかはちがいます。
地植えなら水やりは不要です。地下には湿り気があり、根は底から水分を吸収します。地球全体が大きな鉢と思えばよいでしょう。