野菜カレンダーの3月

日没の時間が早くなり、夕暮れの風景も冬らしい空気になりました。

さて、今日は野菜カレンダーの3月のお話。

本来夏から秋に収穫するものですが、3月らしい野菜が思い浮かばなかったので、年中出回っているからいいかということでニンジンをここに持ってきました。

今年の野菜カレンダーの中でイチオシですが、あまり注目を浴びることなく、そのままうちに戻ってきました(笑)。

どのへんがイチオシなのかというと、この絵は実物のスケッチなのです。左下に鉛筆で説明が書いてありますが、近くのスーパーの「ご近所野菜コーナー」にあったもので、4種類のニンジンを1袋にして売られていました。あまり見たことのない色で、すごくきれいでかっこいいのでスケッチしました。

これもいつものように下書き無しでいきなり絵の具を塗っています。そういう描き方が好きなんです。下書きするよりも気持ちが入りやすいのか、自分としてはいつも満足の行く仕上がりになります。失敗するリスクもあるでしょうが、下書きすると「上手に描く」ことが目的になってしまい、対象への気持ちが二の次になるように感じています。多少形がうまくいかなくてもかまいません。そこは大事なところではないです。

この絵で気に入っているポイントはいくつもありますが、どれか1つを挙げるなら、右端のニンジンからひょろっとでている根です。ここを見るといつもニヤッとしてしまいます。

(でも売れ残った・笑)

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ではまた明日(たぶん)

花カレンダーの2月

今日は朝起きたら雪。朝日が昇る前の青い木々と雪の世界はとてもきれいでした。どうやったらこれが描けるんだろうなあと思っていましたが、寒くてすぐに締めました(笑)。

さて、今日は花カレンダーの2月の解説。

展示ではあまり目を留めてくれる人が少なかったですが、一部の方にはたいへん好評でした。というのも、樹木の冬芽という物自体に関心のある人は植物が好きな人の中でもかなり限られるからだと思います。

僕は冬芽で樹木の名前を覚えました。2月の北海道の林で長靴を履いて1mほど積もった雪の上を歩いていると、枝の先の姿が樹種ごとにすごく違うのがわかります。それを丹念にスケッチした年がありまして、その時に感じた印象が今でもその樹木のイメージになっています。

ちょっとマニアックかも知れませんが、お客さんに遠慮しすぎるのも「藤川のカレンダー」らしくないなと思い、今年は思い切って冬芽の絵にしました。そして樹種ごとの冬目の印象も遠慮なく書き込みました。むしろこれが僕らしいと自負しています(笑)。そして自分でもとても気に入っていった1枚になりました。

またこういう季節になりますね。

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ではまた明日(たぶん)

野菜カレンダーの2月

今日はご注文品の作成に手を付けました。久しぶりなので感覚が鈍っているのか、1枚目は失敗してやり直しました。2枚目はうまく行ってよかったです。カレンダーの発送や事務仕事をしながら、ご注文の方も描いていきたいと思います。

さて、カレンダーの解説の続き。

2月といえば豆まき。そして豆好きな方も多いので2月は豆の絵にすることが多いです。ちなみに豆がすごく好きな人たちのことを「マメラー」というのだそうです。そういう方々は豆のピアスを作るなど、装飾品にも豆を使ったりするみたいです。

そんなわけで毎年豆の絵を描きますので、同じ豆でどういう絵を作るかというのを毎年悩みます。今年は素直に区分けした中に1種類ずつ入れてみました。

よくこのブログで書きますが、僕は行き当たりばったりで絵を描くタイプです。ですからきっちり丁寧にマスの区分けを決めていくというのが苦手です。でも今度ばかりは頑張って割り算をしたり、定規で測ったりして枠を作りました。

豆の種類自体は今まで何度も描いているので問題ないのですが、1マスに同じ種類の豆をたくさん描いていくというのが、僕にとってはまた一苦労。同じことをやり続けるというのが苦手だからです。人によっては逆にそういう作業が大好きということもあると思います。

こうしてみると、特にいんげん豆の仲間はさまざまな種類があることがわかります。どうやら模様の変異が出やすい植物のようですね。春に咲くエゾエンゴサクも花の色や葉の形に変異がたくさんありますが、あれと同じようなことでしょうか。

ですから豆の模様は個体差であって、品種の違いではなさそうです。1つの農家さんにほかでは見られない独特の豆があるのはそのせいでしょうか。

とはいえ、模様はたいていアントシアニンのようなので熱が入ると色褪せてしまいます。

絵の解説が、豆の解説になってしまいました。

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ではまた明日(たぶん)

花カレンダー1月の解説

今日は天気がよく風も弱いので、午前中、ちょっと長めに走っていました。寒いと手袋を二重にするのですが、途中で温まってきたので外側を脱いでポケットに入れました。

帰ってきたら、その左手がない。

仕方がないのでシャワーを浴びてから車で同じコースを走って手袋を探しました。長めのランニングだから、車でもそこそこの距離を走ります。でもなんとか、橋の上で見つかりました(泣)。

僕にとっても、手袋にとってもよかったです。

さて、今日は花カレンダーの1月のお話です。

野菜カレンダーと同様、表紙を兼ねていますので、まずは何より華やかな雰囲気にして目を留めてもらうことが大事です。でも野菜と違って「1月らしさ」も出すのはかなり難しい。何しろ1月って花がほとんど咲かない冬ですから。あるとしたらサザンカかなあ。でもサザンカだけで絵を描いてもきっと誰も目を留めてくれないでしょう。

そこで毎年花カレンダーの表紙はこれからの1年を通じた花をできるだけたくさん描くことが多いです。

構図は広島県の世羅高原農場さんのパンフレットで使った、半円をぐるりと描くものにしました。その左右反転バージョンです。そして表紙らしく、いつもより若干、色を強めにしました。

ところで、僕の絵の基本ルールとして、同じ色のものは隣に置かない、似たような草姿のものは隣に置かない、同じ科のものはできるだけ隣に置かない、というのがあります。

それに加えて、この絵ではできるだけ季節順に花を並べるようにしました。下書きもせずに行き当たりばったりで始めるものですから、春と秋の間に季節の偏りなく花を並べていくのが一番苦労したところです。

あと言い忘れましたが、野菜も花も、表紙はタイトルを入れる部分を残しておくのが大事です。

ではまた明日(たぶん)

野菜のカレンダーの「1月」の解説

展示が全部終わって休みかと思いきや、片付けからカレンダーからご注文品の作成など、やることが意外にありました。「小人閑居して不善をなす」ではないですが、僕は何にもすることがないと無駄なことしかしないので、やることがあったほうが助かります。(ありすぎるのはイヤですが)

今日は窓を見ていたら(やっぱりヒマしてんじゃん)、シジュウカラが数羽やってきたので可能な限りスケッチ。鳥は動くし、すぐに移動するので本当にスケッチしにくい(笑)。

さて、せっかく苦労してカレンダーを作ったんですから、今日からそれぞれの絵について1日1枚ずつ解説していこうと思います。

まずは野菜カレンダーの1月から。

どの年でもそうですが表紙となる1月の絵はすごく悩みます。何より「野菜のカレンダー」であることがひと目でわかることと、1月の季節感の両方を満たすことが理想的だからです。無理な場合は季節感の方を犠牲にしますが、今年は欲張って両方の条件を見た末にしてみました。

一見すると色んな野菜を網羅しているように見えますが、描かれているのは冬野菜と春野菜です。だから夏野菜はここにはありません。それは別の月のテーマとして取っておくことにしました。季節感は満たしつつ、でも野菜がたくさん描かれているので「野菜のカレンダー」ということは伝わるかと思います。

ただ、春野菜と冬野菜は地味な色が多いので明るくなるよう、玉ねぎとカブ、アスパラに紫色の種類を入れました。表紙ですからここは大事です。地味な色合いでは目を引きませんので。

いろいろ描いてある中で難しいのがキャベツ。キャベツは野菜の王様的なポジションですが、葉脈のところが難しいのです。白い部分は塗り残し、まわりの緑色を塗ることで葉脈を表現しています。それを葉っぱ1枚ごとに乾かしながらやるので手間のかかること(笑)。

同じく、レンコンも穴の部分は塗り残しで表現しています。本当はどちらも色鉛筆か何かでうっすらでいいから下書きすればいいのに、それをやらないのは僕のポリシー、ではなく、単に面倒だから。それが僕の絵の特徴といえば特徴です。めんどくさがり屋がいかにラクをして描くかということを突き詰めたのが僕の絵です(笑)。

とはいいつつ、たけのこやブロッコリーも結構手間を掛けています。たけのこは1枚描いては乾かし、また1枚描いて乾かし…。ブロッコリーは点々をひたすら打っていきました。

逆にサツマイモとゴボウは大きく筆を使ってのびのび描きました。そういう事ができるのも野菜のいいところです。花だとパーツが細かすぎてこういう手の動かし方はあまりできません。

そんな野菜カレンダーと花カレンダーのご購入はこちらのページから。

ではまた明日(たぶん)

紅葉の終盤

今日は午後からカフェに行って、チョコレートケーキとコーヒーを頂きました。展示が終わって、やっと行くことができました。至福です(笑)。

そこから見える紅葉をスケッチ。もう北海道の紅葉は終盤ですね。

さて昨日からカレンダーの販売を始めました。おかげさまで早速、多くの方からご注文をいただきました。ありがとうございます。

今年はネット販売のサービスを使って販売しようかと思ったのですが、送料の設定が細かくできなかったり、買い物がスムーズにできなかったりと、なんだかんだ不便なので結局例年通りにこのサイトのご注文フォームにしました。

ただし、たまに不具合があるようで、「注文したはずなのに返事がない」というクレームをいただくことがあります。またdocomoやau、softbankなどのキャリアメールには届かなかったり、返事がなかったりします。

もし僕からの連絡がない場合にはコメント欄などでお知らせください。

ちなみに販売のページはこちらです。

ではまた明日(たぶん)

カレンダーの販売を開始します

大変お待たせいたしました。

今日から2025年版のカレンダーの販売を開始します。

まずは野菜カレンダー1400円。

こちらは花カレンダー。1250円。

ご注文はこちらからです。

今年も印刷代がだいぶ値上がりしました。でも価格は同じにしました。

郵便料金も値上がりしました。だから送料は値上げしました。何卒ご了承ください。

ではまた明日(たぶん)